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はじめに

IT投資0円で業務効率化・業務改革を行って、経営管理部門(ホワイトカラー)の生産性を確実に向上させる方法を具体的に解説しております。

業務効率化とは、価値のないムダな業務を廃止・削減することです。IT化(情報化)によって業務処理時間を速くすることではありません。本来、業務をIT化(情報化)するには、ムダな業務を廃止・削減し、今後二度とムダな業務を計画・実施しないようにしてからIT化(情報化)しなければいけません。ところが、多くの企業はムダな業務に金をかけてIT化しているのです。つまり、二重のムダを行っているのです。愚かと言うほかはありません。。

本書ではムダな業務を20%から25%削減する方法を解説しております。30年以上のコンサルティング経験により、ほとんどの企業にはこの程度のムダな業務があります。ムダな業務を廃止・削減するためには、業務に対する考え方・価値観を変える必要があります。本書に書かれていることを実行して、ムダな業務を廃止・削減するだけでなく、今後ともムダな業務を計画・実施しないようにして下さい。なお、本書にはムダな業務の削減事例も多く掲載しておりますので参考にしてください。

本来、企業は経営環境の変化に対応するために経営戦略を立案し、経営戦略を基に事業領域を見直し、それに伴い経営組織の再編成、及び人事制度の見直しを行い、中期経営計画を立案して実施します。しかし、多くの企業では中期経営計画が計画通り実施できないのです。そこで、中期経営計画を達成することを目的に業務改革活動を行う企業が多いです。

多くの企業では中期経営計画として、既存業務の強化だけでなく、新規業務、あるいは新規事業を設定します。この中期経営計画を実施するためには人と時間が新たに必要となりますが、それを業務効率化によって社内から生み出します。よって、通常、業務改革活動と業務効率化活動とを並行して実施します。業務効率化によって生み出した時間を、残業を削減するだけでなく、強化業務、新規業務、あるいは新規事業に再配分し、また、人事異動を行って、中期経営計画が確実に達成できるようにするのです。

さらに、業務改革活動では、経営の骨格(骨組み)を見直し、企業の成長・発展のために企業体質を強化いたします。つまり、今後、間違った意思決定をしないように、また、ムダな業務を指示・命令しないように、経営戦略、事業領域、経営組織、人事制度、中期経営計画などを立案・設定・編成する方法を見直します。

業務効率化・業務改革活動
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